研究課題/領域番号 |
11694163
|
研究種目 |
基盤研究(B)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
構造工学・地震工学
|
研究機関 | 香川大学 |
研究代表者 |
白木 渡 香川大学, 工学部, 教授 (30032288)
|
研究分担者 |
井面 仁志 香川大学, 工学部, 助教授 (90294735)
松保 重之 阿南工業高等専門学校, 建設システム, 助教授 (90157347)
神田 順 東京大学, 大学院・環境学研究系, 教授 (80134477)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
8,700千円 (直接経費: 8,700千円)
2001年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
2000年度: 2,800千円 (直接経費: 2,800千円)
1999年度: 3,100千円 (直接経費: 3,100千円)
|
キーワード | A-Life Technology / New Information Technology / Life Time Cycle Cost / Optimum Reliability-based Design / Dynamic Reliability-based Design / Computer-aided Design / Steel Structures / Reliability-Based Design / Performance-based Design / Design Codes / Computer-Aided Design / Structures / Joint Study |
研究概要 |
本研究では、平成11年度から平成13年度にわたって、すでに限界状態設計法が導入され、かつ実績のあるヨーロッパ諸国、アメリカ、および、カナダの設計基準を参考にし、日本での構造物の信頼性設計法がどうあるべきかを検討した。 平成11年度と平成12年度で、ヨーロッパ、アメリカ、カナダの信頼性設計基準の調査を実施し、主として土木及び建築構造物を対象として、ISO2394に基づいた設計基準策定に向けた枠組みづくりについて検討した。平成13年度では、土木および建築構造物の信頼性設計を実務レベルで実施することを可能にするために、簡易的で効率的な信頼性評価手法・システムの開発のための基礎的研究を行った。 一方、実際に設計を行う際には、信頼性設計法が一般の設計技術者にとって高度な設計理論や技術を要求することなく、従来の設計法と同程度に理解しやすいものでなければならない。そのために計算機を用いた新しい設計システムの提案を行った。さらに、維持管理を含んだ最適信頼性設計について検討した。 構造物の信頼性を高めるためには、確率論をべースにした解析だけでなく新しい情報処理技術(IT)やファジィ理論、遺伝的アルゴリズム(GA)、ニューラルネットワーク(NN)、セルオートマトン(CA)、免疫システム(IS)等の人工生命技術(A-Life Technology)を有効活用することが必要である。本研究では、NN、GA、CA、ISを用いて確率論では困難な不確定性の評価について検討した。
|