研究課題/領域番号 |
11694183
|
研究種目 |
基盤研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
科学技術史(含科学社会学・科学技術基礎論)
|
研究機関 | 独立行政法人国立科学博物館 (2001) 国立科学博物館 (1999-2000) |
研究代表者 |
佐々木 勝浩 国立科学博物館, 理工学研究部, 部長 (90089376)
|
研究分担者 |
三上 喜貴 (三上 善貴) 長岡技術科学大学, 教授 (70293264)
久保田 稔男 国立科学博物館, 理工学研究部, 研究官 (40280523)
清水 慶一 国立科学博物館, 理工学研究部, 室長 (20154289)
根木 昭 長岡技術科学大学, 教授 (90242461)
後藤 治 工学院大学, 助教授 (50317343)
守井 典子 National Science Museum, Education Department, Curator (00311142)
竺 覚暁 Kanazawa University of Technology, Div. Architecture, Professor (30064447)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2001
|
研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
|
配分額 *注記 |
15,030千円 (直接経費: 13,500千円、間接経費: 1,530千円)
2001年度: 6,630千円 (直接経費: 5,100千円、間接経費: 1,530千円)
2000年度: 4,000千円 (直接経費: 4,000千円)
1999年度: 4,400千円 (直接経費: 4,400千円)
|
キーワード | 産業技術 / 比較研究 / 博物館 / 日本 / アメリカ / 産業技術博物館 / アメリカ歴史博物館 / ドイツ博物館 / 東京農工大付属繊維博物館 / アンケート / 産業技術史学 / スミソニアン / 博物館マネージメント / 産業博物館 / ヨーロッパ / イギリス / フランス |
研究概要 |
本調査研究は、日米の産業技術博物館の内容と社会的な役割についての比較研究である。 本調査研究によって、博物館設立の社会的基盤が相違していること、特にアメリカではNPO(非行政機構)が博物館の設置運営に極めて大きな役割を果たしていることが明らかとなった。 一方日本では、税制上からも上記のようなアメリカ型の博物館の設置運営が行いえず、日本型の博物館の設置運営形態を発展させる必要がある、との結論を得た。博物館が収集する資料に関しては、日本では「骨董的な価値」が重視されるが、アメリカでは単に資料そのものにこだわるわけではなく、その、産業と社会・文化との関係が理解できる資料の収集と保存が重要と考えられるようになった。 我が国の産業技術博物館でも今後、技術・社会・文化の関係を総合的に捉えた資料の蒐集・保存が重要と考えられ、また、その技術の背景にある物語性を重視した展示が中心となる、との結論を得た。
|