研究課題/領域番号 |
11694234
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学・医療系薬学
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研究機関 | 東北大学 |
研究代表者 |
谷内 一彦 東北大学, 大学院・医学系研究科, 教授 (50192787)
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研究分担者 |
田代 学 東北大学, 大学院・医学系研究科, 助手 (00333477)
伊藤 正敏 東北大学, サイクロトロンRIセンター, 教授 (00125501)
岩田 錬 東北大学, 大学院・工学研究科, 助教授 (60143038)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
19,480千円 (直接経費: 17,800千円、間接経費: 1,680千円)
2001年度: 7,280千円 (直接経費: 5,600千円、間接経費: 1,680千円)
2000年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1999年度: 6,600千円 (直接経費: 6,600千円)
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キーワード | PET / Carbon-11("C) / fluorine-18(^<18>F) / 脳機能検査 / うつ病 / 賦活研究 / リガンド賦活法 / 痛みの受容 / Carbon-11(^<11>C) / carbon-11(^<11>C) / carbon-11(C^<11>) / fluorine-18(F^<18>) / histamine / 脳賦活試験 / H_2O^<15> / 眠気 / アルツハイマー病 |
研究概要 |
ポジトロン標識化合物の開発: 標識前駆体である^<18>F-標識ヨウ化フルオロベンジル反応を確立した。^<18>F-標識フルオロベンジルイミダゾイルプロピルエーテル(^<18>F-FUB193、^<18>F-fluoropropoxyfan)の反応条件を確立し、結合実験よりその特異性を調べた。また^<11>C-標識合成法として、^<11>C-ヨウ化メチル法より合成収率の高い^<11>C-メチルトリフレート法を確立して、^<11>C-ドキセピン(H1)、ラクロプライド(D2)、ドネペジル(AChE阻害薬)を新規に合成した。さらにループ法という簡便な方法とセッパックによりHPLC溶媒の塩類を除去する方法を確立して安全な^<11>C標識薬剤の臨床応用に成功した。 3次元PETカメラを用いたヒト脳の神経伝達量測定法の開発と疾患への応用: 3次元PETカメラの臨床応用としてアルツハイマー病、うつ病、精神分裂病においてヒスタミンH1受容体量を測定し,H1受容体が減少することが分かった。 脳賦活試験法による高次脳機能の研究: [^<11>C]ドキセピンを用いてH1受容体占拠率を測定し、眠気発生や認知能力低下にどれだけのH1受容体占拠が必要か明らかにした。H_2^<15>Oと3D-PETを用いて視覚認知課題遂行時の脳機能イメージングを行い、抗ヒスタミン薬投与による眠気や認知機能低下の発生メカニズムを解明した。また情動を測定するために顔の認知タスクの開発と評価を行い、H_2^<15>Oを用いてアレキシサイミア(失感情症)の情動のメカニズム研究を行い、アレキサイミアでは特異的な脳情報処理をおこなっていることが判明した。 正常者被験者におけるリガンド賦活法による神経伝達物質遊離測定: 直腸内のバルーン・パンピングをおこない、不快感・痛み刺激を与え、^<11>C-ドキセピンを投与し受容体結合量を測定した。痛みの受容メカニズムに関係している部位においてヒスタミンの遊離を証明できた。
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