研究課題/領域番号 |
11694247
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
機能生物化学
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研究機関 | 東京大学 |
研究代表者 |
新井 賢一 (2000-2001) 東京大学, 医科学研究所, 教授 (00012782)
正井 久雄 (1999) 東京大学, 医科学研究所, 助教授 (40229349)
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研究分担者 |
宮武 昌一郎 東京都臨床医学総合研究所, 免疫研究部門, 副参事研究員 (30239420)
渡辺 すみ子 東京大学, 医科学研究所, 助手 (60240735)
佐藤 憲子 東京大学, 医科学研究所, 助手 (70280956)
秦野 修 東京大学, 医科学研究所, 教授 (40164850)
鴨川 由美子 科学技術振興事業団, 基礎研究推進事業, 研究員
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
16,800千円 (直接経費: 16,800千円)
2000年度: 7,700千円 (直接経費: 7,700千円)
1999年度: 9,100千円 (直接経費: 9,100千円)
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キーワード | 細胞周期 / Cdcキナーゼ / MCM2 / サイトカイン依存性キナーゼ / マウス胚性幹細胞 / DNA複製起点 / ノックアウトマウス / DNA複製開始 / Cdc7キナーゼ / サイクリン依存性キナーゼ / サイトカイン遺伝子領域 / DNA複製 / G1 / S移行 / MCMタンパク質 / セリン / スレオニンキナーゼ / リン酸化 / DNAヘリカーゼ / チェックポイント制御 |
研究概要 |
本研究課題においては、真核細胞のDNA複製の開始と制御について広い視点から研究を行ってきた結果、以下の成果を得た。 1 動物細胞のCdc7類似キナーゼ複合体の機能が、その複製と増殖に必須であることを、マウスES細胞を用いた遺伝学的実験により証明した。 2 Cdc7キナーゼ複合体の特異的基質がMCM複合体であることを生化学的、遺伝学的に示し、そのリン酸化が、サリクリン依存性キナーゼと共役して起こることを示した。 3 Dbf4/ASK活性制御サブユニットに保存された3つのモチーフ(N, M, C)を同定しこのうちMとCがそれぞれ独立に触媒サブユニットに結合し、キナーゼ活性化に必要であることが明かになった。Nはクロマチンとの相互作用に関与することが示唆された。モチーフNの変異はDNA複製チェックポイント、DNA損傷からの回復に損傷を示すことがしめされた。 4 分裂酵母の新規複製開始欠損変異体を単離したところ、Cdc45であることがあきらかとなった。Chc45タンパク質は、細胞周期を通じてDNAポリメラーゼaと結合していること、G1初期にCdc10非依存的にクロマチンに結合し、G1-S境界に、MCMに結合する。その結果DNAポリメラーゼを複製複合体に導入すると考えられる。 5 ヒト染色体5qに存在するIL-3/GM-CSF領域を対象にcompetitive PCR法を用いて複製起点マッピングを行った結果、GM-CSFの下流に複製起点を見い出した。また、その極めて近傍にORC ; MCMの結合部位があることを示した。また、この領域とすでに同定されているヒト染色体複製起点の配列を比較した結果、保存された配列を見い出した。 6 マウス染色体11qのIL4/IL-13領域においても同様に複製起点マッピングを行った結果、IL13遺伝子の近傍に、複製起点活性を見い出した。
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