研究課題/領域番号 |
11694277
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研究種目 |
基盤研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
分子生物学
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研究機関 | 大阪大学 |
研究代表者 |
杉野 明雄 大阪大学, 微生物病研究所, 教授 (90231737)
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研究分担者 |
平賀 信一朗 大阪大学, 微生物病研究所, 助手 (90322172)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
19,110千円 (直接経費: 17,400千円、間接経費: 1,710千円)
2001年度: 7,410千円 (直接経費: 5,700千円、間接経費: 1,710千円)
2000年度: 5,600千円 (直接経費: 5,600千円)
1999年度: 6,100千円 (直接経費: 6,100千円)
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キーワード | 染色体DNA複製開始機構 / Mcm2-7蛋白群 / Mcm10蛋白 / S-期チェックポイント / Rad53蛋白 / Cdc7 / Dbf4複合体 / 蛋白リン酸化酵素 / Xenopus egg in Vitro Replication system / MCM10蛋白 / Cdc7p / Dbf4p複合体 / in vitro 複製系 / Xenopus egg / DNAポリメラーゼ / Sー期チェックポイント |
研究概要 |
出芽酵母及びアフリカツメガエル卵を真核生物のモデルとして染色体DNA複製開始機構を解明し、何らかの理由で染色体複製が正常に進行しない時、細胞周期を停止させるチェックポイント制御の分子機構の解明を行った。出芽酵母染色体DNA複製開始を制御しているCdc7/Dbf4蛋白リン酸化酵素のin vivo基質の1つが同様に染色体DNA複製開始に関与しているMcm2-7蛋白群の1つ、Mcm2であることを明らかにした。またCdc7/Dbf4複合体のMcm2蛋白のリン酸化サイトを同定し、そのリン酸化が染色体DNA複製開始に必要であることを明らかにした。アフリカツメガエルのMcm10蛋由及びCdc7/Dbf4蛋白複合体ホモログを同定し、共に染色体DNA複製開始に関与していることをアフリカツメガエル卵in vitro複製系を利用して明らかにした。 DNA-Damage及びS-期チェックポイント制御に関与する出芽酵母Rad53蛋白を精製し、少なくともCdc7/Dbf4蛋白複合体をin vitroでリン酸化し、その結果、Cdc7/Dbf4蛋白複合体の蛋白リン酸化酵素活性を不活化させることを明らかにした。またどのようにしてRad53蛋白が出芽酵母の染色体DNA複製開始部位の活性化の制御機構に関与しているかを明らかにした。
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