研究分担者 |
高島 康裕 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (10303330)
宋 少秋 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助手 (80303329)
平石 邦彦 北陸先端科学技術大学院大学, 情報科学研究科, 助教授 (40251970)
ONDREJ Cepek Faculty of Mathematics and Physics, Charles University (Czech Republic), Associate Professor
KAREL Zimmermann Faculty of Mathematics and Physics, Charles University (Czech Republic), Professor
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配分額 *注記 |
5,700千円 (直接経費: 5,700千円)
2001年度: 1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
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研究概要 |
本研究課題は,北陸先端科学技術大学院大学とカルロバ大学(プラハ,チェコ共和国)との国際共同研究として行われたものであり,平成13年度は3年間の研究期間の最終年にあたる. 研究活動 13年9月にチェコ共和国において研究集会「4th Czech-Japan Seminar on Data Analysis and Decision Making under Uncertainty」を開催した.この会議は関連分野(主にファジイ意思決定)の日本側の研究者とチェコ側の研究者が共同で行っているものである.北陸先端大からはブラッハ,平石,宋が,カルロバ大学からはCepek助教授が参加し研究発表および討論を行った.その他,13年11月9〜18日にカルロバ大学Cepek助教授が,また,14年2月24日〜3月8日にはSilesian大学(チェコ共和国)Ramik教授が北陸先端大に滞在し,研究交流を行った. 研究成果スケジューリング問題に関して,(i).Just-In-Timeスケジューリング,(ii)資源制約を伴うスケジューリング,(iii)Lawlerのアルゴリズムの一般化,(iv)ファジイ遅延およびファジイ先行制約をもつスケジューリング,に関して研究を行い,成果を以下の学術会議で発表した. ・4th Czech-Japan Seminar on Data Analysis and Decision Making under Uncertainty (Jindrichuv Hradec,チェコ共和国),2件. ・The European Operational Research Conference (Rotterdam,オランダ)、2件. ・第11回ソフトサイエンス・ワークショップ,日本ファジイ学会(高知),1件. ・ワークショップ「最適化-モデリングとアルゴリズム」,統計数理研究所(東京),1件. その他,学術雑誌"Fuzzy Sets and Systems"への論文投稿を行った.また,成果の一部を著書"Generalized Concavity in Fuzzy Optimization and Decision Analysis"(Jaroslav Ramik, Milan Vlach著),Kluwer Academic Publishers(2002)に記述した.以前学術雑誌に投稿した論文については1件掲載済,2件掲載予定となっている. 今後について 本研究課題により築かれた日本とチェコ共和国の研究協力は,研究集会の共同開催などを通じて今後も進展させていく予定である.
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