研究課題/領域番号 |
11695050
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
生物・生体工学
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研究機関 | 奈良先端科学技術大学院大学 |
研究代表者 |
新名 惇彦 (新名 敦彦) 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 教授 (30029235)
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研究分担者 |
桂樹 徹 奈良先端科学技術大学院大学, バイオサイエンス研究科, 助教授 (80081579)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
3,800千円 (直接経費: 3,800千円)
2001年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
2000年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 国際学術研究(大学間) / 単細胞レベル解析 / 細胞分取 / サイトメトリー顕微鏡 / セルソーター顕微鏡 / フローサイトメトリー / ゲル微小滴法 / 蛍光in situハイブリダゼイション法 / ゲル微小適法 / 蛍光in situハイブリダイゼイション法 / フローサイメトリー / 蛍光in situ ハイブリダイゼイション法 |
研究概要 |
本研究は、「国際大学間学術交流協定に基づく国際学術研究-大学間協力研究」として、特定の性質を持つ細胞や、酵素などの細胞機能を検索する多様な技術を開発する研究を、動・植・微生物を問わず、細胞機能の基礎と応用の両面から研究した。モデル実験系として、双方で進行中の研究で用いている実験系の中から、目的に適するものを提供して行った。サイトメトリーについて、日本側ではモデル系として、アスタキサンチンをシスト内に生成する微細藻類、Heamatococcus pluvialisとチアミンを生成するパン酵母を用いてサイトメトリー顕微鏡の利用を中心にして分担し、米国側ではフローサイトメトリーの利用を中心にして分担した。セルソーターで細胞を生きているままで検出するために開発・改良してあるゲル微小滴法を利用して蛍光標識を増幅した。 相互に教員、学生が派遣され、短期間滞在した。平成11、13年度には当方で研究会議と合同の小セミナーを行った。12年度には先方では研究会議を、当方では他大学の教員も招いて講演とポスターによる日米合同セミナーを行った。11年には当方から博士後期課程学生1名が研究協力者として約2か月間、派遣され、当方のゲル微小滴法による研究手法を実演、紹介し、また、先方のFISH法の応用を習得した。 具体的な成果としては、桂樹はフローサイトメトリーの利用についての総説論文をSRIENCが編集者でもある国際学術誌特集号に掲載することができた。顕微鏡サイトメトリーについての総説論文はSRIENCの協力によって別の国際学術誌に掲載した。また、FISH法と単細胞解析法を利用する微生物検索に関連する発表を準備中であり、先方でもフローサイトメトリーにゲル微小滴法を応用した研究について発表を準備中である。
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