配分額 *注記 |
5,300千円 (直接経費: 5,300千円)
2001年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
|
研究概要 |
「シナ海および黄海の環境と生物に関する研究」は長崎大学と韓国・済州大学校との大学間協定に基づく国際共同研究である.本研究の目的は東シナ海と黄海での健全なる漁業資源の保全と育成を目指し,そのための基礎情報として海洋環境の解明と生物分布の把握を目的とし,平成11年度から平成13年度まで実施した.研究期間中に関連した国際シンポジュームが4回開催され,それに長崎大学,済州大学校研究者はそれらに積極的に参加し,成果を公表した.そのうち「2nd International Workshop on Oceanography and Fisheries in the East China Sea ;平成11年9月に長崎で開催」と「5^<th> International Symposium on Marine Science "Marine Environmental Study on the East China Sea and Yellow Sea :平成12年11月に韓国・済州市で開催」は本研究組織が主体になって実施した.研究者交流は毎年,双方の大学を訪問し,研究成果の交換や協議を行った.更に長崎大学からは平成13年8月に韓国・釜慶大学校,海洋・環境科学大学の研究者と,平成14年2月に韓国・麗水大学校,海洋科学大学の研究者と韓国沿岸海域や東シナ海の動植物プランクトン,干潟環境等についての研究協議を行った.また研究期間中に長崎大学側では,水産学部付属練習船「鶴要丸」と「長崎丸」を主とした東シナ海での航海を10回,済州大学校側では付属調査船「Are Go」による東シナ海での航海を4回実施した.研究成果として公表された学術論文は海洋堆積・海洋地質学分野22報,海洋物理学・リモートセンシング分野7報,プランクトン学分野16報,大型藻類分野4報,病理学分野1報,水産学分野2報であった.
|