研究課題/領域番号 |
11695093
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研究種目 |
基盤研究(B)
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配分区分 | 補助金 |
応募区分 | 一般 |
研究分野 |
応用薬理学・医療系薬学
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研究機関 | 東邦大学 |
研究代表者 |
山村 重雄 東邦大学, 薬学部, 助教授 (10139032)
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研究分担者 |
百瀬 弥寿徳 東邦大学, 薬学部, 教授 (50020813)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2001
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研究課題ステータス |
完了 (2001年度)
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配分額 *注記 |
2,400千円 (直接経費: 2,400千円)
2001年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 6年制 / 医療薬学教育 / Problem-Based-Learning / 薬剤師教育 / 6年生医療薬学教育 / Pharmaceutical Care / 薬物治療学 |
研究概要 |
薬剤師教育の導入部について視察して、トーストマスタークラブの活用についての知見を得た。この内容に関しては平成14年内に公開の予定である。医療薬学の教育方法に関してはアルバータ大学から薬物治療学、ファーマシューティカル・ケア担当の教員を招聘し実際に日本の大学院生(一部学部学生も含む)に対しての少人数教育の教育プランを実施した。その際に用いられた資料はすべて報告書に添付した。特にProblem Based Learningという、模擬ケースを利用した教育方法の有用性について検討し、その有用性が確認できた。日本の薬学教育の中でProblem Based Learningを積極的に取り入れた例は少なく、今回のアルバータからの教員の招聘によって、この方法が日本における薬学教育に有効であることが明らかとすることができた。6年制に移行した場合、高学年になるに従ってProblem Based Learningの考え方を積極的に取り入れた教育プランを作成すれば有効な医療薬学教育が実施できることを示された。 基礎研究と臨床研究の有機的な結合の重要性についても両大学間で合意されその後の共同研究まで発展させることができた。基礎薬学をベースとした臨床研究の素養を学生時代に付けさせることは今後の薬剤師教育に不可欠であり、教育年限延長に際しては重要視されるべき職能の一つであると考える。
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