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江戸・明治期における漢文訓読を中心にした翻訳語法の国語史的研究

研究課題

研究課題/領域番号 11710223
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 国語学
研究機関名古屋大学

研究代表者

齋藤 文俊  名古屋大学, 情報文化学部, 助教授 (90205675)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード漢文訓読 / 国語史 / 蘭学 / 洋学 / 翻訳語法 / 欧文直訳体
研究概要

日本において長い伝統を有し、多方面に影響を与えている漢文訓読語法に焦点をあて、それと比較しつつ、江戸時代の蘭学資料及び明治初期の洋学(英学)資料の中に用いられた語法を調査することにより、現代語にも大きな影響を与えている翻訳語法及び欧文直訳体の形成過程とその特徴を解明していくことがこの研究の目的である。このため、本年度は、以下の1〜3のような調査・研究を行った。
1.昨年度調査・収集した資料を整理し、補充すべき資料を購入し、また写真撮影を依頼した。
2.パーソナルコンピュータを使い、漢文訓読資料に関する以下のようなデータベースを作成した。
まず、このデータベースには、漢文訓読資料の名称・加点者・刊行年・所蔵場所を入力した。
次に、漢文訓読資料のテキストデータベース化を試みた。江戸時代を通じて多くの資料が存在する『論語』を選び、振り仮名・返り点・送り仮名などの情報をできるだけ正確に記しながらコンピュータ入力を行っていった。(テキストデータベース化の作業は現在も進行中であり、完成次第、書籍・CD-ROM等の形で公表する予定である。)
このテキストデータベース作成段階で、江戸時代の漢文訓読資料について再調査の必要が生じたので、東京都立中央図書館等を訪問し、確認作業を行った。
3.作成したデータベースを利用することにより、江戸時代から明治時代にかけての漢文訓読語法と、蘭学資料・洋学資料に見られる語法とを比較検討し、翻訳語法及び欧文直訳体の形成過程を解明していく見通しが得られた。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 齋藤文俊: "佳人之奇遇における形式名詞コトの用法"近代語研究. 10. 311-324 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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