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全相平話二種データベースの構築

研究課題

研究課題/領域番号 11710247
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 中国語・中国文学
研究機関茨城大学

研究代表者

二階堂 善弘  茨城大学, 人文学部, 助教授 (70292258)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワードデータベース / 漢籍 / 中国文学 / 通俗小説
研究概要

本研究は、日本の内閣文庫(国立公文書館)に所蔵され、孤本である『全相平話』の二種の電子テキスト化を試みたものである。
この電子テキスト構築においては、現在一般的であるデータ構築とは異なった試みを行っている。
一つは、文字コードの問題である。この「全相平話二種データ」は、Unicode (ISO-10646-1・UCS-2)を使用することによって、はたしてUnicodeが古典データ構築の用途に向いているかどうかの問題を検証してみた。またこれは同時に、現在提供されているOSやソフトウェアなどのツールが、どこまでUnicodeに対応しているかを確認することともなった。
もう一つは、データの公開の問題である。「全相平話二種データ」は、構築作業と同時にインターネット上におけるデータ公開を行っているが、これについても、受け手のコンピュータ環境を意識した上で、ある程度の制約を受けざるを得なかった面がある。そして、おそらく世界でもまだ数少ないUTF-8ベースの公開を行った。
さらに、文字コード問題とも密接な関係を持つが、画像データと電子テキストの問題も重要である。画像データと電子テキストの組み合わせ、という面ではまだ不十分なところがあるが、本報告書に付すCD-ROM中において、画像データと電子テキストを合わせて収録する試みを行った。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] 二階堂善弘: "『三国志平話』データベースについて-Unicide変換形式と編集ツールの実際-"『人文学と情報処理』(勉誠出版). 第24号. 36-40 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 二階堂善弘: "『武王伐紂平話』データベースについて"『漢字文献情報処理研究』(漢字文献情報処理研究会). 創刊号. 4-8 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 二階堂 善弘: "『三国志平話』データベースについて"人文学と情報処理. 第24号. 36-40 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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