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比較劣位産業の対欧戦略(日本製薬企業の対EU直接投資に関する実証研究

研究課題

研究課題/領域番号 11730026
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 経済政策(含経済事情)
研究機関静岡大学

研究代表者

安藤 研一  静岡大学, 人文学部, 助教授 (40232095)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードEU / 直接投資 / 製薬産業
研究概要

1.平成12年4月から7月にかけて,平成11年度に収集した文献,資料,インタビュー調査結果などを整理し,基本的なデーターベースを作成した.8月,9月にはデーターベースの不備を検討し,必要なものに関しては,その補足を行なった.10月以降は,研究成果をまとめる段階に入った.これ以降,本研究者が1996年から1998年まで留学したイギリス・レディング大学のG.Jones教授,M.Kipping教授などにコメントを求めながら,執筆を進めている.
2.未だ最終稿としては出来上がってはいないが,研究の結果,以下のようなことが明らかとなった.即ち,1)比較劣位産業の中にも,国際競争力を有する企業が若干数存在し,それらが対欧直接投資を牽引している,2)同時に,日本に無い治験環境の良さが,対欧投資の魅力である,3)他の産業と異なり,保護主義や低賃金といった要因が工場設立の契機となってはいない,4)EUによる統合にもかかわらず,医薬品産業においては未だ市場の「国民的」性格が残存しており,それが販売関連投資を必要としている,等といった点が,明確になってきた.これらをまとめる作業を現在推進している.
3.上記研究成果は,英文で執筆中であり,分量はA4で300枚を超えるものとなる見込みである.このため,当初の予定より発表が遅れ,平成13年度の早い時機に完成することとなる見通しである.今後は,研究成果の完成を出来るだけ急ぎ,更にその結果を比較優位産業のケースなどと比較しながら,本テーマを掘り下げ,その意義を高めていくものである.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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