研究課題/領域番号 |
11730039
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
経済政策(含経済事情)
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研究機関 | 京都大学 (2000) 甲南大学 (1999) |
研究代表者 |
依田 高典 京都大学, 大学院・経済学研究科, 助教授 (60278794)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ネットワーク / ユニバーサル・サービス / 公的規制 / 産業政策 / 電気通信産業 / 電力産業 / ガス産業 / 交通産業 / 産業組織論 / ネットワーク・エコバックス / ネットワーク外部性 / デファクト標準 / アクセス・チャージ / 複雑系 |
研究概要 |
1 日本のネットワーク産業は、地域独占的産業構造が特徴である。そこで、電気通信・電力に関して、パネルデータを用いて、地域間費用格差の計量分析を行い、併せてユニバーサル・サービスの政策的考察を行った。 2 電力産業は沖縄を除き9電力会社の実質的な地域独占が続いていたが、2000年3月より小売の部分自由化が進められている。1978年から1998年までの9電力会社のパネルデータをもとに、(1)トランスログ費用関数を推定し、(2)規模・範囲の経済性を検証し、(3)地域間費用補正係数を導出した。この研究は電力産業の自由化とユニバーサル・サービス政策に貢献するだろう。 3 電気通信産業は市場自由化に伴い、規制緩和・NTTの在り方の見直しがはかられている。1992年から1997年までの11地域事業部のパネルデータをもとに、(1)トランスログ費用関数を推定し、(2)規模・範囲の経済性を検証し、(3)ユニバーサル・サービス基金の推計を行った。この研究は電気通信産業の規制緩和と制度改革に貢献するだろう。 4 今後は、研究の対象をガス産業・交通産業にまで拡大し、ネットワーク産業全体の包括的研究を目指す所存である。
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