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線形方程式の変形問題に付随した特殊函数について

研究課題

研究課題/領域番号 11740086
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 基礎解析学
研究機関三重大学

研究代表者

川向 洋之  三重大学, 教育学部, 助教授 (00303719)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,900千円 (直接経費: 1,900千円)
2000年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードパンルベ方程式 / 2変数IV型Painleve方程式
研究概要

MasonとWood houseにより,ヤン,ミルズ方程式がI型からII型までのパンルヴェ方程式を含んでいることが示された.村田(長崎大学)はMasonとWood houseの結果を,ジョルダン群を使って表わした.つまり,4×4のジョルダン群の作用で不変なヤンミルズ方程式を考え,そこからパンルヴェ方程式をみらびいた.
今回,私は三重大学の新田貴士氏と共に高次元のヤンミルズ方程式
〓/(〓x_j)φ_j-〓/(〓x_j)φ_i+[φ_i,φ_j]=0
〓/(〓y_j)φ_j-〓/(〓y_j)φ_i+[φ_i,φ_j]=0
〓/(〓x_j)φ_j-〓/(〓y_j)φ_i-〓/(〓x_j)φ_i+〓/(〓y_j)φ_j-[φ_i,φ_j]+[φ_j,φ_i]=0
(i,j=1,2)
で,5×5のジョルダン群で不変な方程式を考えた.その結果,ジョルダン群が対角行列の場合,ジョルダン群で不変な方程式は2×2のシュレジンガー系になることがわかった.またジョルダン群の元が複雑な場合では,群作用で不変な方程式はトリビアルな方程式になることがわかった.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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