• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

テレ-マニピュレーションにおける作業スキルの伝達に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11750221
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 知能機械学・機械システム
研究機関山形大学

研究代表者

羅 志偉  山形大学, 工学部, 助教授 (70242914)

研究期間 (年度) 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードロボット / テレ-マニピュレーション / 作業スキル / 時間遅れ / 安定性 / 受動性
研究概要

人間が直接入れない空間、例えば、宇宙や海底、原子炉などといった極限作業環境、または最近の在宅リハビリテーション、在宅介護などの人間の生活空間、力や形状などスケール的に人間と整合しない環境、人間による直接な作業が複雑かつ困難な動的作業環境で望ましい作業を実現するために、テレ-マニピュレーションは極めて重要な技術である。
本研究はテレ-マニピュレーション研究の原点に戻って、人間の巧みな作業スキルをいかに機械に伝え、高度な高速運動作業を実現するようにマスター・スレーブロボットを制御するかについて検討した。前年度における基礎研究調査、実験準備の基で、本年度は、テレ-マニピュレーションに関する更なる理論考察を行い、詳細な実験検証を行った。その結果、以下の成果を得た:
1)双腕協調作業のテレ-マニピュレーション実験を行い、通信時間遅れが時変である場合の安定化制御設計と実験検証を行い、その研究成果を第18回日本ロボット学会学術講演会で発表し、大いに注目された。
2)テレ-マニピュレーションシステムを人間・機械系として捉え、システム制御設計と人間の作業能力との関係を分析し、操作者の高度な臨場感を得るための多自由度視覚提示システムを作成し、良好な実験結果を得ることができた。この研究成果も第39回計測自動制御学会学術講演会及び計測自動制御学会システムインテグレーション部門学術講演会で発表した。
今後は、本研究で得られた成果の実応用を期待している。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] 羅志偉: "時変通信遅れを考慮した双腕協調テレオペレーションシステムの制御系設計"第18回日本ロボット学会学術講演会予稿集. (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 羅志偉: "テレ-マニピュレーションにおける視覚システムの構築と制御"第39回計測自動制御学会学術講演会予稿集. (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 羅志偉: "テレ-マニピュレーションにおける操作者にやさしい視覚システムの制御設計"計測自動制御学会システム・インテグレーション部門学術講演会予稿集. (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Z.W.Luo: "Suboptimal Control of Linear Systems with state Time-Delay"Proc of IEEE Int Conf on System Man and Cybernetics. 104-109 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 羅 志偉: "リズム協応運動の学習と無意識化"電子情報通信学会. (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi