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単眼カメラを用いた水中物体の実時間3次元形状モデル抽出と複合現実空間の構築

研究課題

研究課題/領域番号 11750325
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報通信工学
研究機関大阪大学

研究代表者

正城 敏博  大阪大学, 大学院・工学研究科, 講師 (30294036)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
600千円 (直接経費: 600千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードカメラ / 実時間 / 3次元モデル / 複合現実空間 / 仮想物体 / マルチメディア / コンテンツ / 水中
研究概要

本研究の目的は,水槽中の物体の3次元形状モデルを実時間で抽出し,その結果に基に実映像中のコンテンツとのインタラクションが可能な,新たな複合現実空間を構築することにある.このため,以下の検討を行った.
複合現実空間の構築
実映像から抽出された3次元の形状を持った物体(連続的に,形状/テクスチャが変化)と仮想世界における仮想物体を融合表示する環境を構築した.本研究ではリアルタイム映像から抽出された物体を利用するため,画像の更新速度,単位時間あたりの物体の抽出更新回数,抽出間隔間の内挿手法を評価,検討した.複合現実空間の提示は演算量が多くなることが予想されるたが,3次元形状モデル抽出用ディジタルビデオサーバと複合現実空間生成システムを同一の計算機上で実現しても実時間処理で複合現実空間を生成するシステムを構築した.
複合現実空間のインタラクション手法
リアルタイム映像から抽出された物体に対するインタラクション手法を検討した.従来映像に対するインタラクションは2次元,あるいは疑似3次元的に行われていた.これに対して,3次元形状モデルを保持した映像コンテンツは,従来から仮想現実空間に用いられてきたデバイス類を対応させることができる.現有設備である,位置検出センサ,手形状入力装置を用いて本研究との対応手法を検討した.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (8件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (8件)

  • [文献書誌] T.Masaki,T.Yamauchi,Y.Kitamura,and F.Kishino: "Generating images with interactive manipulation and its model capture"Proc.IEEE International Conference on Pattern Recognition. vol.4. 473-476 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] T.Masaki,H.Furuhashi,Y.Kitamura,and F.Kishino: "A study for real-time morphing in virtual environment"Proc.International Conference on Control, Automation, Robotics and Vision (invited) . CD-ROM. (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 倉本学,正城敏博,北村喜文,岸野文郎: "ジェスチャによる映像データベース検索の一手法とその応用"電子情報通信学会技術研究報告MVE. vol.100,no.184. 1-8 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 山内豊樹,正城敏博,北村喜文,岸野文郎: "実映像コンテンツに対するインタラクションのための複数動物体追跡および抽出"電子情報通信学会ソサイエティ大会. A-16-15. 250 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] セタラプロックワチラサック,正城敏博,北村喜文,岸野文郎: "仮想水槽における提示領域とインタラクション領域の位置関係に関する検討"電子情報通信学会総合大会. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] T.Masaki,T.Yamaguchi,Y.Kitamura and F.Kishino: "An Application of Interactive Video Contents to Augmented Virtuality"Proc. International Conference on Image Processing. vol.2. 334-337 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 正城敏博,山口徹也,北村喜文,岸野文郎: "拡張仮想空間における実映像コンテンツとのインタラクションのための3次元モデリングに関する一検討"ヒューマンインタフェース学会研究報告集. vol.1,no.2. 105-110 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 古橋 英俊,正城敏博,北村喜文,岸野文郎: "仮想環境における実時間性を考慮したモーフィングの一手法"電子情報通信学会技術研究報告MVE. vol.99,no.647. 25-30 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 2000-04-01   更新日: 2016-04-21  

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