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電磁界解析・計測結果のマクロ化による電磁界・回路混合モード解析

研究課題

研究課題/領域番号 11750337
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 情報通信工学
研究機関香川大学 (2000)
上智大学 (1999)

研究代表者

丹治 裕一  香川大学, 工学部, 助手 (10306988)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード直交型最小2乗法 / 再帰的畳み込み積分 / 縮退モデル / インターコネクト / パッケージ / マクロモデリング / 高速インターコネクト
研究概要

本年度の研究計画は,宮田の理論を拡張し,受動性を保持した電磁界解析結果のマクロモデルを作成することが主な内容であった.平成11年度の成果である最小2乗法で近似された伝達関数(有理関数)を部分展開し,個々に宮田の理論を適用,正実性を有するもののみを採用することによって,受動性を保持した伝達関数を得ることが可能となった.しかしながら,不採用となった項が多い場合には,モデルの精度を確保できないことが確認された.そこで,受動性の確保ができないまでも,プロパーな性質を有する伝達関数の構成が可能であることを示した.すなわち,近似されるデータを低域フィルタに通し,伝達関数がH(∞)=0となるような有理関数を構成することである.これによって,マクロモデルとしての不安定要素が回避され,電磁界・回路混合のシミュレーションにおける不正確な発振が回避できることが確認できている.また,開発されたマクロモデルによるシミュレーションと,幾つかの従来手法との比較を行ったところ,提案手法の優位性が確認できた.対象としては,マイクロストリップラインについて解析,そのマクロモデル化を行った.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Y.Tanji and M.Tanaka: "Hierarchical least square algorithm for macromodeling high-speed interconnects characterized by sampled data"IEICE Trans, Fundamentals. E83-A,9. 1833-1843 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Tanji and M.Tanaka: "A new order-reduction method of interconnect networks characterized by sampled data via orthogonal least square algorithm"Proc.IEEE Int.Symp.on Circuits & Systems. 4. 543-546 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] Y.Tanji and M.Tanaka: "Hierarchical least square algorithm for macromodeling high speed interconnects characterized by sampled data"IEICE trans.Fundamentals. (印刷中).

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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