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先端制御理論に基づく経験的な制御手法の解析に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11750394
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 制御工学
研究機関大阪大学

研究代表者

渡邊 亮  大阪大学, 大学院・工学研究科, 講師 (90304013)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードロバスト制御 / Hco制御 / ゲインスケジューリング / ワインドアップ / 制御理論応用 / 制御技術 / H^∞制御
研究概要

平成12年度の目的
制御の現場において、その有効性が広く認められている,アンチワインドアップ補償について,以下の課題に対し先端制御理論の立場から考察をおこなう。
〇アンチワインドアップ補償に対する新しい枠組の設定と,その性能解析
〇シミュレーションおよび実験による評価
平成12年度の実績
〇実際の制御問題における有効性という観点からアンチワインドアップ手法について検討をおこなった。そこで,船舶の減揺制御におけるワインドアップ現象の低減に問題を限定し、船体の角運動量に注目したアンチワインドアップ補償の枠組を設定した。
〇上記の枠組に基づき,アンチワインドアップ補償の定式化をおこなった。また繰り返し計算を用いた設計手法を提案し、その有効性をシミュレーションにより示した。
〇実際の制御問題における有効性を調べるために船体模型および造波水槽を用いた実験を実施した。実験において,単純な減揺制御の適用では波の大きさによってワインドアップ現象が発生すること,および提案したアンチワインドアップ補償によって減揺性能が回復されることを確認した。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (5件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (5件)

  • [文献書誌] T.Azuma,R.Watanabe,K.Uchida,M.Fujita: "A New LMI Approach to Analysis of Linear Systems Depending on Scheduling Parameter in Polynomial Forms"Automatisierungs technik. 48・4. 199-204 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 尾花和昭,渡辺亮,内田健康: "遺伝的アルゴリズムによる最適Look-up-Tableコントローラを用いた閉ループ系の構成"電気学会論文誌C分冊. 120・6. 819-824 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 佐々木博孝,渡辺亮: "船舶のアクティブ減揺制御-マスの可動範囲を考慮した制御系設計"電気学会論文誌D分冊. 120・11. 1382-1390 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺亮,内田健康,藤田政之: "出力到達集合解析に基づいたアンチワインドアップコントローラの解析"計測自動制御学会論文集. 35・7. 861-868 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 東剛人,渡辺亮,内田健康: "自己スケジューリングパラメータを持つ線形システムの準大域的な L^2ゲイン解析"システム制御情報学会論文誌. 12・11. 639-646 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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