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ソフトコンピューティング手法による舗装の路面テクスチャの解析

研究課題

研究課題/領域番号 11750480
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 交通工学・国土計画
研究機関北海道工業大学

研究代表者

亀山 修一  北海道工業大学, 工学部, 助教授 (30295894)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
キーワード舗装 / すべり抵抗 / 摩擦係数 / マクロテクスチャ / 国際摩擦指標(IFI) / DFT / CTM / 舗装の摩擦性能評価 / アスファルト舗装 / DFテスタ / MPD / 摩擦係数の速度依存性
研究概要

実験室内で様々な種類のアスファルト混合物を作製し,それらのすべり抵抗をDFT(Dynamic Friction Tester)によって測定するとともに,表面のマクロテクスチャをCTM(Circular Texture Meter)によって測定した.また,同一のアスファルト混合物のマクロテクスチャをサンドパッチ法によって測定して得られた平均テクスチャ深さ(MTD)とCTMによって得られた平均プロファイル深さ(MPD)を比較し,MTDとMPDの回帰式を求めた.この回帰式を用い,CTMとDFTの測定データら国際摩擦指標IFI(F60,Sp)を算出した.ここで,F60は60km/hにおける摩擦係数を,Spは摩擦係数の速度依存性を表している.
許容できるIFIの最小レベルをF60^*=0.3,Sp^*=100km/hに設定し,本研究で作製したアスファルト混合物の摩擦性能を評価した.その結果,排水性アスファルト混合物およびホットロールドアスファルト混合物の摩擦性能は良好と評価されたが,密粒度アスファルト混合物,密粒度ギャップアスファルト混合物ではマクロテクスチャおよびマイクロテクスチャの改良が必要と評価された.また,ニート工法,グルービング処理などの表面処理をおこなった舗装の摩擦性能は良好と評価された.さらに,CTMおよびDFTの測定データからマクロテクスチャの解析,IFIの算出,摩擦性能評価をおこうなうソフトウェア(Windows上で稼動する)を開発した.
研究成果は第4回舗装の路面性状に関する国際シンポジウム(IV^<th> International Symposium SURF 2000)に発表した.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Henry J.J.,Abe H.,Kameyama S.,Tamai A.,Kasahara A.,Saito K.: "Determination of the International Friction Index (IFI) using the Circular Texture Meter (CTM) and the Dynamic Friction Tester (DFT)"IV^<th> International Symposium SURF 2000. 1. 109-121 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 安部裕也,亀山修一,玉井昭典,笠原 篤,斎藤和夫: "Circular Texture Meter (CTM)と DFテスタによる国際摩擦指標(IFI)の算出"土木学会地盤工学委員会舗装工学研究小委員会舗装工学会論文集. 第4巻. 15-22 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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