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3次元可視化画像による評価支援手法を備えた避難弱者の行動環境検討システム

研究課題

研究課題/領域番号 11750550
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 都市計画・建築計画
研究機関東京工芸大学

研究代表者

小松 喜一郎  東京工芸大学, 工学部, 助手 (30308340)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード人間行動シミュレーション / 設計思考支援システム / 可視化
研究概要

2年目の今年は、昨年度検討・作成したビデオ撮影データの解析による人間行動モデルと、そのモデルを実装したプロトタイプのシミュレーションシステムをベースに、本研究が最終的に目指す3次元可視化画像による評価支援手法を備えた避難弱者の行動環境検討システムの構築を試みた。
システムの開発環境はSmalltalk言語をベースとするVisualWorksとした。システムのフレームワークは、人間行動モデル、建築空間モデル、可視化表示モデルの3つの相互に連携するモデルによって構成されている。人間行動モデルは、群集行動を個人単位でモデル化し、その相互作用として群衆流動を表現させている。建築空間モデルは、評価シミュレーションを実行する際の境界条件を発生させることを目的とし、3次元的な空間構成にも対応できるようにモデル化した。可視化表示モデルは、人間と人間、人間と空間の関係を、密度や速度などの視点から色分け表示させるための機能を備える。これに、空間操作とシミュレーションのためのインターフェイスを加え、平面計画とそれに対する避難弱者の視点から見た評価をの試行錯誤を視覚的な評価支援を受けながら実施できるシステムとした。
最後に、数人のモニターに協力を得て、簡単な計画案について具体的にシステムを適用する、システムの評価を目的とした実験を行った。結果、実行速度や操作方法の分かりにくさなど、様々な問題点が確認されたが、これについては今後の改良で対処していきたい。
尚、研究発表については現在投稿準備中である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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