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二次デブリ雲に対する質量分布/空間分布/速度分布のモデル構築

研究課題

研究課題/領域番号 11750789
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 航空宇宙工学
研究機関九州工業大学

研究代表者

赤星 保浩  九州工業大学, 工学部, 助教授 (60222519)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードスペースデブリ / 超高速衝突 / パンパーシールド / 耐衝撃構造 / 二段式軽ガス銃 / バンパーシールド / 二段式軽ガス統
研究概要

平成11年度においては二次デブリ雲の捕捉方法について検討を行い,ある程度耐熱性に優れたポリスチレンプレートがデブリ捕捉材料として適切であると判断した.平成12年度においてはこのデブリ捕捉材料を用いて,板厚2,3,4mmのAl2024板材に対して1.5km/sから4.9km/sの範囲での衝突実験を二段式軽ガス銃を用いて行い,回収した破片から二次デブリ雲の質量分布ならびに飛散角度分布の作成を行った.低速度領域では大きな破片が十数個程度発生し,飛散角度が小さいことを示した.一方,高速度領域では,小さな破片が数百個オーダで発生し,飛散角度も大きく広がることを示した.また,速度計測用センサーを複数組作成し,選択的に一部の二次デブリの速度計測を行った.この計測された速度と二次デブリ(破片)がデブリ捕捉材料中に潜り込んだ深さ情報から,速度と深さとの関係を表した較正データベースを構築できることを示した.
また,3次元SPH法を用いて二次デブリ雲の発生ならびに飛散に関する数値解析を行い,衝突速度ならびに板形状に応じて二次デブリ雲の運動エネルギーの分散化の検討を行った.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (9件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (9件)

  • [文献書誌] 赤星保浩: "超高速衝突用バンパーシールドの開発"平成12年度衝撃波シンポジウム講演論文集. 479-482 (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺大剛,赤星保浩: "3次元SPH法における数値不安定性の検討"第42回構造強度に関する講演会講演集. 61-64 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 中村智英,赤星保浩: "二次デブリ雲の質量分布、空間分布、速度分布の作成"第42回構造強度に関する講演会講演集. 77-80 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 渡辺大剛,赤星保浩: "SPH法を用いた超高速衝突における耐衝撃構造に関する研究"第44回宇宙科学技術連合会講演会. 228-228 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 赤星保浩,中村智英: "二次デブリ雲の軟回収と破片計測に関する研究"第44回宇宙科学技術連合会講演会. 229-229 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 赤星保浩: "二次デブリ雲の質量分布/速度分布計測法の検討"平成11年度衝撃波シンポジウム講演論文集. 561-564 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 中村智英、赤星保浩: "発泡スチロールを用いた二次デブリ雲の質量分布、空間分布の作成"日本航空宇宙学会西部支部講演会論文集. 37-40 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 中村智英、赤星保浩: "二次デブリ雲の質量分布、空間分布の作成"日本機械学会九州支部第53期講演会論文集. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 赤星保浩: "二次デブリ雲の質量分布/速度分布計測法の検討"平成十一年度衝撃波シンポジウム講演論文集. (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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