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揚力物体後方に発生する後流渦による流体力学的影響に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11750792
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 船舶工学
研究機関横浜国立大学

研究代表者

甲斐 寿  横浜国立大学, 工学部, 助教授 (00240763)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワード三次元矩形翼 / 渦形状 / パネル法 / 熱線流速計 / 境界要素法 / ポテンシャル / 後流渦形状 / Roll-Up
研究概要

研究実績は以下の通り。
揚力物体として最も簡単な形状である三次元矩形翼に関して以下の状態に於ける熱線流速計を用いた実験並びに数値計算を行った。
1.迎角を変化させたときの翼周りの自由渦分布の計測
2.レイノルズ数を一定とし、二種の翼の大きさ、二種の流体を用いた場合の翼周りの自由渦分布の計測。
3.上記状態に於けるパネル法による数値計算。
上記実験及び数値計算の結果、以下のことがわかった。
1.迎角を大きくしていくと、翼前縁直後から発生する自由渦は変形し、翼中心方向に大きく移動し、その移動量の定量的な値を得た。
また、翼後縁を過ぎると翼端方向に急激に移動することも確かめられた。
数値計算では、数値計算モデルの制限から翼前縁からの自由渦の移動はシミュレートできていないが翼周りの流場は近い値を得た。特に低迎角では正確な一致を見た。
2.同一レイノルズ数では翼の大きさ及び流体が異なっても、渦の位置及び渦の強さを示す渦度分布には差がなかった。今後異なるレイノルズ数で同様な試験を行うことで、渦の形状がレイノルズ数に依存しているかどうかを明確に判断することができる。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-03-31   更新日: 2016-04-21  

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