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沖縄県における地下ダムの水資源量評価モデル構築に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11760167
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 農業土木学・農村計画学
研究機関東京大学

研究代表者

酒井 一人  東京大学, 大学院・農学生命科学研究科, 助手 (10253949)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード不飽和一次元 / 飽和水平二次元 / 地下ダム / 物質移動 / 粒子追跡法 / ランダム・ウォーク
研究概要

近年注目されている地下ダムは、貯留した水を循環利用するために,水資源を有効に利用できるという利点がある一方で,硝酸負荷が高まる可能性がある.さらに,地下ダムは放流機能を持たないことから、汚染が進んだ場合には,水質の回復が難しい。そのため、水質を含めた定量的な水資源評価が可能な、地下ダムを対象とした地下水モデルの開発が求められている。農地を持つ流域での汚染源は主に地表近くであるために,水質評価には、不飽和域での物質移動を考慮する必要がある.しかし,完全3次元浸透流解析では、計算規模が大きすぎ効率的でない。そこで本研究では、小さな規模で不飽和域と飽和域を3次元的に計算できる浸透流計算モデルを検討し、物質移動解析には、飽和域と不飽和域を統一的に扱える、粒子追跡法を組み込むことを試みた。具体的には,不飽和部では水平方向の流れを無視し,鉛直一次元で,飽和部では鉛直方向の流れを無視し水平に次元で地下水流れを計算するモデルを構築した.
その結果,本研究で構築したモデルにより、小さな計算規模でも、不飽和域と飽和域を3次元的に計算できることが示せた。また物質移動解析に粒子追跡法を用いた結果,本研究で構築したモデルと組み合わせることが容易で,効率よく地下水流動と物質移動を解析できることが認められた.

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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