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ミジンコの形態形成遺伝子群の機能と分子進化

研究課題

研究課題/領域番号 11760226
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 応用分子細胞生物学
研究機関東京薬科大学

研究代表者

志賀 靖弘  東京薬科大学, 生命科学部, 助手 (00277253)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードミジンコ / Hox / 分子進化 / Daphnia / Hox遺伝子 / 形態形成遺伝子
研究概要

1)ミジンコHox遺伝子群およびその標的遺伝子群の発現時期および領域の特定
ミジンコ全胚に対するin situ hybridization法により、これまでにcDNAクローンを得ていたDapdpp,Dapmlp,およびDapmshの発現時期および発現領域を明らかにした。またリン酸化型Madに対する特異抗体を用いた免疫染色法により、ミジンコ胚発生過程におけるその活性化部位を特定した。
2)ミジンコHox遺伝子群およびその標的遺伝子群的コードする染色体DNAの解析
これまでに得ていた、DapAntp遺伝子を含む染色体DNAクローンの全塩基配列を決定し、DapAntp遺伝子のエキソン/イントロン構造を明らかにした。またこの解析を通して、ミジンコにおいては、DapAntp遺伝子とDapUbx遺伝子の一部が重複して染色体上に存在していること、DapAntpのプロモーターの内の一つはDapUbx遺伝子内に存在することを強く示唆する結果を得た。
3)ミジンコの形質転換系の開発
形質転換系の開発の前段階として、ミジンコの生殖系列の発生/分化を追跡する良いマーカーなり得る、ミジンコvasa cDNAをクローン化し、その全塩基配列を決定した。大腸菌で発現させた組み替えVasaタンパクを、ラットに免役し、それに対する特異抗体を作製した。この抗体を用いて、ミジンコ全胚に対する免疫染色を行い、ミジンコの生殖系列の発生/分化/移動の過程を明らかにした。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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