研究課題/領域番号 |
11770236
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
法医学
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研究機関 | 自治医科大学 |
研究代表者 |
近江 俊徳 自治医科大学, 医学部, 助手 (40296091)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
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キーワード | Rh式血液型 / Rh蛋白複合体 / Partial D / マウスゲノム / PartialD / 分子遺伝学 |
研究概要 |
Rh蛋白に担われているRh血液型システムは、輸血領域における主要アロ抗原として、また法医学・人類遺伝学領域における個人識別などの遺伝マーカーとして広く利用されているが、その機能は未だに解明されていない。我々のグループはRh蛋白複合体の生物学的機能を明らかにするために、Rh変異型遺伝子の分子遺伝学的解析ならびにRh抗原欠失マウス作成へ向けたマウスRh複合体関連遺伝子の同定と構造解析を行った。 (1)Rh変異型遺伝子の分子遺伝学的解析 RhD抗原の変異型であるpartial Dvaカテゴリーに属する3種類の新たな遺伝子変異を見出し、Dva表現型の細分類を可能にした。また、この解析を通してDva表現型を特徴づけるRh23抗原エピトープがRhD蛋白の233番目のグルタミンに大きく依存していることが明らかになった。 (2)マウスRh複合体関連遺伝子の同定と構造解析 マウスゲノムBACライブラリーより、rhag遺伝子ゲノムクローンを単離した。このクローンをもとにrhag遺伝子の構造解析を行った。また、ヒトRHAG遺伝子の5'上流域にエンハンサー領域を同定し、rhag遺伝子の上流配列と比較することによって、保存性の高いDNAモチーフを明らかにすることができ、エンハンサー配列における機能ドメインの同定に寄与した。
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