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ブリアにおけるサイトカイン刺激によるケモカイン受容体の検討

研究課題

研究課題/領域番号 11770331
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 神経内科学
研究機関奈良県立医科大学

研究代表者

田丸 司  奈良県立医科大学, 医学部, 助手 (50295797)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
キーワードミクログリア / ケモカイン受容体 / サイトカイン / 免疫抑制剤 / リポ多糖
研究概要

マウスを用いてミクログリアでのケモカイン受容体の発現を検討した。ケモカイン受容体にはいくつもの種類が同定されてきたが、この実験ではHIV感染に重要な役割をしていると考えられるCXCR4およびCCR5について検討をおこなった。in vitroの系において、RT-PCR法によりCXCR4、CCR5はともに定常的に発現がみられた。種々の薬剤やサイトカイン刺激を試み、中でもリポ多糖によりCXCR4の発現が減少し、CCR5はサイトカインの一種であるTNFα、免疫抑制剤であるFK506の投与により、発現が減少した。さらにin vivoの系において、実験的自己免疫性脳脊髄炎を発症させたマウスにおいてこれらのケモカイン受容体の発現を検討した。これらのマウスでは病期によってはケモカイン受容体の発現が亢進する場合がみられた。今後はこの実験的自己免疫性脳脊髄炎などのモデルを用いて、ケモカイン受容体の種々の刺激による動態をさらに検討することが必要である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Tsakasa Tamaru et al: "Expression and Doan regulation of CXCR4 and CCR5 chemokine receptors in caltared murine microglia (supple)"Annals of Neurology. 46(3). 447 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Tsukasa Tamaru et al: "Expression and down-regulation of CXCR4 and CCR5 chemokine receptors in cultured murine microglia"Annals of Neurology. 46(3). 447 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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