研究課題/領域番号 |
11770387
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
循環器内科学
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研究機関 | 久留米大学 |
研究代表者 |
宮崎 洋 久留米大学, 医学部, 助手 (80279174)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | 一酸化窒素 / 血管内皮 / ジメチルアルギニン / 動脈硬化 / 危険因子 |
研究概要 |
世界に先駆けて循環血中に存在する内因性NO合成阻害物質ADMAの存在に着目してきた我々は、実験高血圧(Hypertension)・実験腎炎(Am Soc Nephrol)に加えて、ヒトにおいても心不全(Life Sciences)・加齢/高血圧/耐糖能異常などの冠危険因子(Circulation)・頸動脈硬化(Circulation)・動脈硬化剖検組織(Am Heart Assoc)など多彩な疾患・病態でこの物質がその発症・進展に関与することを明らかにした。更に、病理学との共同研究によりこれらの臨床的成果を細胞工学的に昇華する形で、ADMA代謝系が細胞レベルにおけるNO産生の重要な調節システムであることを発見し、米国心臓学会において注目を浴びた。一連のADMAプロジェクトに対しては、日本心臓病学会Young Investigator Ward Finalist・日本心臓財団最優秀賞などの褒賞や、米国環太平洋血管生物学研究会議や韓国動脈硬化学会特別講演など、"ADMA研究のメッカ"として国内外から評価を受けている。実際、昨年度のADMAシンポジウムに引き続き、本年度から英国London大学と米国Stanford大学及び久留米大学の3学のADMA研究に関する国際プロジェクトが発足し、今後の更なる研究の展開が期待されている。
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