研究課題/領域番号 |
11770469
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
皮膚科学
|
研究機関 | 大分医科大学 |
研究代表者 |
園田 忠重 大分医科大学, 医学部, 助手 (80244169)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
|
キーワード | 毛包 / protease nexin-1 / 男性型脱毛 / 男性ホルモン / 結合織性毛包 / 毛乳頭 / 蛋白発現 / in situ hybridization |
研究概要 |
1、ヒト毛包におけるprotease nexin-1(PN1)の局在 PN1に対するRNA probeおよび抗体を作製するため、以下の方法でsignal peptideを除いた全長PN1 cDNAの発現ベクターの構築、蛋白発現およびその精製を終えた。 (培養ヒト毛乳頭細胞からtotal RNAを抽出→RT-PCR法にて上記のPN1 cDNAを増幅→PCR産物をpGEM-T Easy Vectorにクローニング→pGEX-4T-3 Vectorにサブクローニング→塩基配列、フレーム、方向性に異常ないことをシークエンスにて確認→GST-PN1蛋白の発現誘導→Batch法にて蛋白を精製→抗GST抗体を用いたWestern blottingで確認→thrombinを用いてPN1をGSTから分離→アミノ酸シークエンスで確認) 現在In vitro transcription法によるdigoxigenin標識RNA probeおよびPN1発現蛋白に対するモノクローナルおよびポリクローナル抗体を作製中である。 2、結合織性毛包細胞で発現されるPN1 mRNAに対する男性ホルモンの影響 10^<-8>Mのdihydrotestosterone存在下で培養した結合織性毛包細胞からtotal RNAを抽出し、RT-PCRおよびslot blot hybridization法を用いて半定量的にPN1 mRNAの発現量をcontrolと比較した。しかし両者に有意な差は認められなかった。
|