• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

健常人とHIV感染者の皮膚病変におけるマラセチア属菌種の分子生物学的同定

研究課題

研究課題/領域番号 11770480
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 皮膚科学
研究機関帝京大学

研究代表者

宮崎 貴子  帝京大学, 医学部, 助手 (90307231)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 300千円 (直接経費: 300千円)
1999年度: 1,500千円 (直接経費: 1,500千円)
キーワードMalassezia / Chitin synthase2遺伝子 / 分子生物学 / 非HIV感染者 / HIV感染者 / 脂漏性皮膚炎 / 癜風 / マラセチア / chitin sythase遺伝子 / PCR / M.furfur / M.obtusa / M.sympodialis / DNAシークエンス
研究概要

平成11年度には,共同研究者の渡辺らによって,Malassezia属の7菌種の標準株からChitin synthase 2(CHS2)遺伝子を解析し,それら遺伝子塩基配列情報をデータベース化した。そのほかの真菌のCHS2遺伝子データベースについては,すでに国際学術雑誌において報告(Kano et.al.1999)があり,これらデータベースを用いることにより僅かな菌量の臨床分離株からDNAを抽出し,PCRで増幅することによって迅速に菌種同定することが可能となった。
平成12年度はこれらの成果をもとに,実験動物から菌を分離する予備実験を行い,次いで臨床分離株約130株の同定を行った結果,本同定法が有意義であることを確認した。その成果の一部は,相互に研究情報を交換している日本大学獣医学科獣医臨床病理学研究室によって,国際学術雑誌に報告している。現在は,非HIV感染者およびHIV感染の脂漏性皮膚炎,癜風病変部位に存在するMalasseziaと,健常皮膚に存在するMalasseziaのCHS2遺伝子を分離培養無しでPCR法用いて直接解析することによって,疾患への関与が疑われる菌種を検討している。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi