• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

頭頸部癌根治的放射線治療患者における腫瘍内酸素分圧の予後因子としての意義

研究課題

研究課題/領域番号 11770514
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 放射線科学
研究機関琉球大学

研究代表者

小川 和彦  琉球大学, 医学部, 助手 (40253984)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
キーワード頭頸部癌 / 放射線治療 / 腫瘍内酸素分圧
研究概要

今回の研究目的は根治的放射線治療を試行する頭頸部癌の刺入測定が可能である原発巣、頸部リンパ節において、治療前に腫瘍及び正常粘膜内腫瘍酸素分圧を測定し、局所制御率における予後因子としての意義を検討することである。
平成11年度は電極校正装置の故障等により開始が遅れたため現時点までの計測は10例程度にとどまっている。観察期間は短いが、現時点での局所制御が可能であった症例の平均腫瘍内酸素分圧は40mmHg(範囲:15-80)であり、局所制御ができなかった症例の平均腫瘍内酸素分圧は10mm(範囲:3-25)であった。症例数が少ないために有意差はでていないが、局所制御率が可能であった症例のほうが平均腫瘍内酸素分圧は高かった。
以上より現時点での計測はまだ少ないが予想された結果を示しており、頭頸部癌根治的放射線治療患者における腫瘍内酸素分圧は、予後因子としての意義があると推測される。さらに症例数を増やして検討を続行していく予定である。また他部位癌においても有用であると考えられるため測定、分析の検討も考慮している。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi