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CH1-Rap1系の癌化における役割に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11770587
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 血液内科学
研究機関東京慈恵会医科大学

研究代表者

市場 保  慈恵医大, 医学部, 助手 (10307407)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,000千円 (直接経費: 1,000千円)
キーワード低分子量G蛋白質 / グアニンヌクレオチド交換因子 / 酵素活性
研究概要

Rap1はRasファミリーのG蛋白質のひとつであるが,Rasによる細胞癌化を抑制するというユニークな活性をもつ.
G蛋白質Rap1の生理機能を明らかにするため,私はインターネット上のDNAデータベースにアクセスしてC3Gと相同性をもつ蛋白質を検索し,機能の知られていなかったcDNAクローン,KIAA0277を見いだした.薄層クロマトグラフィーを用いたin vivoのG蛋白質アッセイの結果、KIAA0277はRap1を特異的に活性化する新規グアニンヌクレオチド交換因子であることが判明し、私はこの分子をGFR(Guanine Nucleotide Exchange Factor for Rap1)と名づけた。欠損変異体を用いた検討の結果、GFRのCDC25相同領域が、その酵素活性には必須であることがわかった。ノザンブロットの結果、GFRは中枢神経系を含む多くの組織で発現していた(FEBS letters(1999) 457:85-89.)。
今後はさらにGFRと結合タンパク質をtwo hybrid systemを用いてスクリーニングし、さらに内在性のRap1アッセイ系も併用して、その情報伝達系に迫っていきたい。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (1件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (1件)

  • [文献書誌] 市場 保: "Characterization of GFR ,a novel guanine nucleotide exchange factor for Rap1"FEBS letters. 457. 85-89 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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