研究課題/領域番号 |
11770617
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
胎児・新生児医学
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研究機関 | 埼玉医科大学 |
研究代表者 |
小俣 真 埼玉医科大学, 医学部, 助手 (70286045)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
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キーワード | ヒト肺サーファクタント蛋白 / 競合的RT-PCR / サーファクタント / mRNA / PCR |
研究概要 |
1.競合的RT-PCR法による肺サーファクタント蛋白質(SP-A、B、C、D)mRNAの定量法の確立 (1)肺mRNAの抽出 肺組織からのtotal RNAの精製は、TRIZOL^<【○!R】> reagent(GIBCO BRI/Life Technologies)を用いて行った。RT-PCRに用いるサンプル量は、β-actin mRNAの定量で補正した。 (2)サーファクタント蛋白質(SP-A、B、C、D)DNA competitor、RNA competitorの作製 SP-Bについて、TaKaRa competitive DNA construction kit(宝酒造)を用いて、SP6プロモーター領域を持つDNA competitorを作製した。次いでこのDNA competitorを鋳型にしてRNA competitorを作製した。現在SP-A、C、Dについてもcompetitorを作製中である。 (3)肺サーファクタント蛋白質mRNAの定量 肺RNAと#2で作成したSP-BのRNA competitor(9段階に希釈、10^5〜10^9 copies)とを競合させてRT-PCRを行い、SP-BのcDNAの特異的塩基対を増幅した。PCR終了後、アガロースゲル電気泳動を行い、泳動パターンからSP-BのRNA量判定を行った。すなわちSP-BのPCR産物と分子量の異なるcompetitorのPCR産物の発現量が同一レベルとなったRNA competitor量をRNA量とした。 2.臨床例での検討 肺疾患症例の剖検肺組織よりRNAを抽出し、上記の方法で競合的RT-PCR法を行うことにより、SP-B mRNAの発現状況を検索した。 3.従来のノーザンブロット法との比較 従来のノーザンブロット法との比較を行って、本研究によって開発された測定系の信頼性と有用性を検証した。
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