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臓器移植における免疫抑制剤投与の新しい制御基準の開発

研究課題

研究課題/領域番号 11770661
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 外科学一般
研究機関岐阜大学

研究代表者

岩田 尚  岐阜大学, 医学部・附属病院, 講師 (90303495)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 100千円 (直接経費: 100千円)
1999年度: 2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
キーワードcalcinuerin / RII peptide / リン酸化Serine / ELISA / Phospho-serine
研究概要

calcinuerinの酵素活性測定システムの確立のためcalcinuerinに対する基質としてのRII peptide Biotin-Asp-Leu-Asp-Val-Pro-Ile-Pro-Gly-Arg-Phe-Asp-Arg-Arg-Val-Ser-Val-Ala-Ala-Glu-COOH
をpeptide合成機を用いて作製した。peptide構造のSer残基をリン酸化したpeptideとcontrolとしてのリン酸化していないpeptideを作成した。このpeptideをstreptaviginコーティングプレートに固定した。calcinuerinが合成RII peptideのリン酸化serine残基を脱リン酸化し、その後残存したリン酸化serineを抗リン酸化serine抗体を用いて検出する系をデザインした。リン酸化Serineを特異的に認識する抗体を5種類について検討した(4種類がmonoclonalそして1種類がpolyclonal抗体)。
結果、monoclonal抗体のみならずpolyclonal抗体もRII peptideコーティングプレートに対して認識されなかった。抗体が実際に認識できないのか否かを確認するためにRII peptideをニトロセルロース膜にブロットし各種抗体を反応させたが測定感度以下であった。
以上の結果より、RII peptide内のリン酸化Serine残基周囲の立体構造に特異的に反応する抗体が準備できなかったために、測定システムの確立が困難と考えられた。今後作成したRII peptideによる抗体の作成をすすめる予定である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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