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気圧負荷によるラットBlood-Brain Barrier機能の変化

研究課題

研究課題/領域番号 11770853
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関愛媛大学

研究代表者

前川 聡一  愛媛大学, 医学部, 助手 (50284419)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード圧環境 / BBB / 虚血性神経〓 / マイクログリア / サイトカイン
研究概要

脳損傷モデル(rt-MCA閉塞モデル)における圧環境変化の影響を検討するため250-300gの雄性Long-Evans Rat(生後4週間)を用い右中大脳動脈閉塞モデルを作成した。観血的にカテーテルを用いrt MCA閉塞させた後、60分で再還流を行い。再還流後1時間より1ATA(コントロール)、0.5、2、3ATAで外気温24度で管理し48時間後に屠殺し大脳を摘出し梗塞域の計測をTTC染色を用いて行った(梗塞領域の判定)。免疫組織染色として神経細胞(Nissle染色)、マイクログリア細胞(イソレウチン染色)、アストロサイト細胞(抗GFAP抗体染色)を行い密度を両側海馬(CA-1)、梗塞周囲でそれぞれ計測した(グリア細胞の活性化、神経細胞の傷害度の判定)。
(結果)梗塞範囲は、減圧、高圧負荷をかけることにより縮小した。梗塞内の組織学的所見は、コントロールと違いは見られなかったが、梗塞周囲、および両側海馬のマイクログリア様細胞の増加がみられた。神経細胞などについてはコントロールとの違いは認められなかった。
圧環境が虚血性脳損傷の梗塞範囲の縮小に影響を与える可能性が示唆された。その機序として、初年度の実験結果よりBBBの機能変化を介しての機序が考えられた。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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