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ラリンゲルマスクをネコに用いた喉頭痙攣モデルの確立とその治療

研究課題

研究課題/領域番号 11770879
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 麻酔・蘇生学
研究機関産業医科大学

研究代表者

古賀 和徳  産業医科大学, 医学部, 講師 (20248587)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
キーワード喉頭痙攣 / ラリンジアルマスク / 筋電図 / 声帯 / 気管支ファイバー
研究概要

前年度、ネコにラリンゲルマスク(サイズ2)挿入後、十分に陽圧換気ができること、気管支ファイバーで喉頭がマスクの直下で開口していることをMRIにて確認し、ヒトと同様、ネコでも気道確保のための器具として適切であることを明らかにした。また、ラリンゲルマスクで気道確保した状態下で化学的に喉頭痙攣を誘発し、臨床的喉頭痙攣モデルとして有用であることを証明した。いずれも現在、投稿準備中である。
現在、喉頭痙攣の電気誘発モデルを作成中である。セボフルラン麻酔下にラリンジアルマスクを挿入して気道確保しながら、一側の上喉頭神経内側枝を露出後、セボフルラン濃度を0.25%ずつ下げながら自発呼吸が出現した麻酔レベル下に上喉頭神経を0.5-2V,10Hzで電気刺激して喉頭痙攣を誘発した。体動が出現することもありノイズ(他の筋電図)を同時に検出することもあるが、おおむね可能であることがわかった。気管支ファイバーを用いた観察では一側性の喉頭痙攣パターンを得ることができた(現在、両側刺激して喉頭の完全閉塞が起こることを確認途上)。また呼吸モニターならびに筋電図モニターで誘発時の典型的なパターンを記録し、そのデータを収集中である。これらのモデルを確立後、化学的または電気的方法で喉頭痙攣誘発させ、種々の薬剤(プロポフォール、チオペンタール、ドロペリドール、ドキサプラム)を用いて誘発パターン改善の程度を観察予定である。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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