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卵巣癌患者末梢血幹細胞移植におけるTh1/Th2解析に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11770952
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 産婦人科学
研究機関埼玉医科大学

研究代表者

池羽 一紀  埼玉医大, 医学部, 助手 (90281310)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワードTh1 / Th2 / 末梢血幹細胞移植 / 卵巣癌
研究概要

末梢血幹細胞移植(PBSCT)を併用した症例の化学療法後にフローサイトメトリー試験により、単球をCD14(フーティーンと読んで下さい)モノクローナル抗体で標識すると、ほぼ100%陽性であった。early actvation markerのCD69モノクローナル抗体によりCD14陽性細胞上のCD69抗原の発現率を観察すると化学療法後一時上昇し、その後はlate actvation markerのHLA-DRが徐々に上昇していた。
これより、何らかのマクロファージ系のアクティベイションメカニズムが働いていることが示唆された。この、このメカニズムにおいて抗腫瘍効果に関連したサイトカインがどのようなバランスになっているかを検討するために、PBSCT細胞よりRT-PCRによるサイトカインmRNAの定量的な測定を試みた。
まず、ベクターを用いて既知のcopy数の特異的なサイトカインmRNAに対応するPCRプロダクトを作製した。期間中にIL4,INFγのPCR作製に成功し、PCR同一サイクル数ではIL4,INFγのcopy数を理論的には定量的測定可能な状態にとなっている。しかし、PCRにおける温度設定において理論値と異なる結果となっているためIL4,INFγで温度、サイクル数をそれぞれに設定しβactinを同一測定系にcontrolとして加えモニターすることでほぼ再現性が得られている。PCRは、本来定性に用いられる検査であるが条件設定により定量を可能とする成績が得られた。検体を測定するためのスケールの設定を行い近々臨床例の検討を行う予定である。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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