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頭頚部癌培養細胞に対するアンチセンスcyclinD1の導入実験

研究課題

研究課題/領域番号 11771001
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関九州大学

研究代表者

益田 宗幸  九大, 医学(系)研究科, 助手 (90284504)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,000千円 (直接経費: 2,000千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
キーワードアンチセンスサイクリンD1 / レチノインサン / p27 / apoptosis / 5-FU
研究概要

1.頭頸部癌細胞に対するアンチセンスcyclin D1の導入
アンチセンスcyclin D1 vectorはMD Anderson Cancer CenterのDr.Claymanから供与していただいた。このvectorを使用し、内因性にcyclin D1タンパクを過剰発現している上咽頭癌、下咽頭癌細胞にリポフェクチン法で遺伝子導入を行った。G418にてselectionを行いstableにアンチセンスcyclin D1を発現している細胞をクローニングした。現在この細胞を使用して、増殖活性、抗癌剤に対する感受性の変化を検討している。
2.頭頸部癌培養細胞に対するレチノインサンの生物学的活性に関する研究
頭頸部癌細胞にレチノイン酸を作用させると、p27タンパクの誘導、cyclin D1タンパクの発現低下を通じてG1 arrestが誘導され増殖が抑制されること、apoptosisの決定機構に関わるBclタンパクファミリーの発現量が変化することがわかった。この結果レチノイン酸処理細胞に5-FUを投与すると、apoptosisが相乗的に誘導され、5-FUに対する感受性が亢進することが明らかになった。

報告書

(1件)
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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