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ヒト上咽頭の組織学的検討

研究課題

研究課題/領域番号 11771011
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 耳鼻咽喉科学
研究機関北里大学

研究代表者

永井 浩巳  北里大学, 医学部, 助手 (70237486)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,100千円 (直接経費: 1,100千円)
2000年度: 700千円 (直接経費: 700千円)
1999年度: 400千円 (直接経費: 400千円)
キーワード上咽頭組織 / ナチュラルキラー細胞 / リンパ球の分布 / 上咽頭 / 組織学 / カドヘリン
研究概要

ヒトの剖検を用いて、上咽頭の組織学的検討を行ってきた。
前年度で、上咽頭でのリンパ球の分布や、カドヘリンの分布について学会報告してきた。
今年度は、第3のリンパ球と言われているナチュラルキラー(NK)細胞の分布を調べた。これは、上咽頭が感染の第一門戸として働いていることと、腫瘍の発生母地としての免疫防御機構について考察できると考えたからである。結論としては、NK細胞は、粘膜上皮では、移行上皮に他のリンパ球よりも多く共生していた。また、粘膜下では、他のリンパ球のように上咽頭の部位による差はなく、少数ではあるものの全体に広がっていた。
このことは、日本口腔咽頭学会で口演し、現在投稿中です。
この2年間で上咽頭の組織学的検討をしてきました。しかし、まだまだ十分ではありません。今年度にやっとNK細胞について検討ができ、接着因子と絡めて少し腫瘍免疫の観点で上咽頭を観察できてきたと考えています。今後は、さらに上咽頭で起こっている自己防御の機能の解明に近ずきたいと思います。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 永井浩巳: "ヒト上咽頭の組織学的検討特に上咽頭の関分布について"口腔咽頭科. 11(3). 385-392 (1999)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 永井浩巳: "ヒト上咽頭の組織学的検討;特に上咽頭の腺分布について"口咽科. 11(3). 385-392 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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