研究課題/領域番号 |
11771040
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
眼科学
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研究機関 | 新潟大学 |
研究代表者 |
臼井 知聡 新潟大学, 医学部・附属病院, 助手 (90303122)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,400千円 (直接経費: 1,400千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
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キーワード | 網膜電図(ERG) / 網膜機能 / 先天網膜分離症 / Occult Macular Dystrophy / 小口病 / 網膜中心静脈閉塞症 / クリスタリン網膜症 / 眼底白点症 / 遺伝子解析 |
研究概要 |
平成11年度に引き続き、HoodとBirch(1994)により考案された指数関数モデルを使って、さまざまな眼科疾患でERGa波の初期部分を解析した。眼底所見、視野、他の刺激によるERGの結果も合わせて、網膜機能を評価した。同意の得られた患者からは血液サンプルを採取し、弘前大学眼科中沢満教授のもとへ送り、疾患の原因遺伝子解析も試みてもらっている。(1)先天性網膜分離症(第104回日本眼科学会総会(平成12年4月)およびARVO Annual Meeting(平成12年5月、米国)にて発表、現在投稿中)、(2)Occult Macular Dystrophy(第104回日本眼科学会総会(平成12年4月)およびARVO Annual Meeting(平成12年5月、米国)にて発表)、(3)小口病(第48回日本臨床視覚電気生理学会(平成12年9月)にて発表、ARVO Annual Meeting (平成13年5月、米国)にて発表予定、SLO所見はAmerican Journal of Ophthalmologyに掲載され、ERG所見を現在投稿中)、(4)網膜中心静脈閉塞症(第48回日本臨床視覚電気生理学会(平成12年9月)にて発表、第105回日本眼科学会総会(平成13年4月)にて発表予定)、(5)クリスタリン網膜症(American Journal of Ophthalmologyに印刷中)(6)眼底白点症(労働厚生省特定疾患、網膜脈絡膜・視神経萎縮症調査研究班、2000年度班会議、平成13年2月にて発表)、(7)Peripheral cone dysfunction(第105回日本眼科学会総会(平成13年4月)にて発表予定)、その他ERGを測定したrod and/or cone degeneration患者58例のグループ化を現在試みている。また、平成11年度に続き平成12年10月28日より11月4日まで、私は米国コロンビア大学を訪問し、Hood教授と当科のERGデータについて討論してきた。
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