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口腔領域前癌病変の早期評価を目的としたTelomeraseの検討

研究課題

研究課題/領域番号 11771128
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 形態系基礎歯科学
研究機関神奈川歯科大学

研究代表者

三好 代志子  神奈川歯科大学, 歯学部, 助手 (70288075)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワードTelomerase / TRAP法 / in situ TRAP法 / h-TERT遺伝子 / (1)Telomerase / (2)h-TERT遺伝子 / (3)TRAP法 / (4)in situ TRAP法
研究概要

Telomerase活性は悪性腫瘍の発生や進展に関与し、悪性腫瘍にTelomerase活性の発現が悪性腫瘍の関与する特異的な変化である可能性が示唆されている。さらに口腔癌における治療研究対象としても大きな割合を占めている。口腔癌治療成績は治療法の進歩と早期発見・早期治療が重要である。しかし、未だ早期診断の明確な指標として用いられる方法はなく新たな腫瘍マーカーの必要性が求められている。Telomeraseが癌の早期診断の指標として可能か
・良性、前癌病変、癌組織におけるTRAP法によるTelomerase活性の有無と強度の検討
・良性、前癌病変、癌組織におけるTelomerase触媒サプユニット(hTERT遺伝子)の発現の検討
・良性、前癌病変、癌組織における塗沫細胞及び組織切片レベルのin situ TRAPによる
Telomerase陽性細胞の局在についての検討
以上の実験結果と良性及び前癌病変を含む口腔白板症の病理組織学的所見と比較検討しするとTRAP法によるTelomerase活性測定では口腔白板症の一部の症例でTelomerase活性が検出された。組織学的に上皮異形成の認められた前癌病変が示唆された部位に一致してTelomerase陽性細胞がin situ TRAP法で観察された。さらに口腔扁平上皮癌由来培養細胞株KB cell及びその移植組織を対象にに検討ではTelomerase活性とhTERT発現が認められin situ TRAP法において、Telomerase活性局在が認められた。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (3件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (3件)

  • [文献書誌] Miyoshi Y,Ishizaki T,Watanabe Y: "Detection of Telomerase Activity in Oral Precancerous Lesion and Squamous Cell Carcinoma Using the in situ TRAP Assay"Oral Oncology. VII. (2001)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 三好代志子,石崎勤: "口腔白板症におけるin situ TRAP法を用いたテロメラーゼ活性の検出"神奈川歯学. 35:2,3.. 114-123 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 三好代志子,長谷川幸利,槻木恵一: "歯原性嚢胞におけるbcl-2の発現とその病理発生における役割"神奈川歯学. 35:2,3.. 101-113 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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