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骨型アルカリ性ホスファターゼ遺伝子発現を制御する転写因子群クローニング

研究課題

研究課題/領域番号 11771133
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 機能系基礎歯科学
研究機関北海道大学

研究代表者

出山 義昭  北海道大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (80271667)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 1,300千円 (直接経費: 1,300千円)
キーワード骨型アルカリ性ホスファターゼ / 転写因子 / クローニング / 遺伝子発現 / 骨芽細胞
研究概要

血清総アルカリ性ホスファターゼ(ALP)活性は以前より骨形成のマーカーとして臨床診断に用いられてきた。また、骨型ALPは骨芽細胞成熟のマーカーとされ、この活性の上昇が石灰化にとって非常に重要な意味を持つことが知られている。しかし、その機能は充分に判明しておらず、今後の研究の進展が待たれる。
一方、転写因子の動向を知ることは、その転写因子が制御する遺伝子の発現を調節するシグナルを知る一つの指標となり、遺伝子の機能を知る上での手がかりとなりうる。
本研究目的は、骨型ALP遺伝子を制御する新規の転写因子を調べることによって骨型ALPの機能の解析の一端を明らかにすることである。
骨型ALP遺伝子のプロモーター領域からループを形成する塩基配列を検討し、この配列のオリゴヌクレオチドを用いて、マウス骨芽細胞様MC3T3-E1細胞の核タンパク質を抽出してゲルシフト分析を行ったところDNA結合活性が認められた。
さらに、DNAに結合するタンパク質について明らかにするために、この配列を複数連結してアフィニティークロマトグラフィーを用いてタンパク質の精製を行ったところ3種類のタンパク質が精製された。
今後は、この3種類のタンパク質についてアミノ酸配列の解析に充分な量が得られるまで精製を続け、アミノ酸配列を決定し、さらにDNA配列の解析を行って骨型ALPの発現を制御するシグナルの解析ならびに機能解析を行いたいと考えている。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] Yoshiaki Deyama: "Osteoblast maturation suppressed osteoclastogenesis in coculture with bone marrow cells."Biochemical and Biophysical Research Communicaitions. 274. 249-254 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Ayako Deyama: "A low calcium environment enhances AP-1 transcription factor-mediated gene expression in the development of osteoblastic MC3T3-E1 cells"Mineral and Electrolyte Metabolism. 25. 147-160 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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