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新規ワンステップ接着システムのテクニックセンシティブ因子に関する研究

研究課題

研究課題/領域番号 11771192
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 保存治療系歯学
研究機関日本大学

研究代表者

陸田 明智  日本大学, 歯学部, 助手 (40287660)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,700千円 (直接経費: 1,700千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 800千円 (直接経費: 800千円)
キーワード光重合型レジン / ワンステップ接着システム / テクニックセンシティブ因子
研究概要

最近の歯質接着システムは,操作ステップの省略化の傾向が進んでおり,これを一回で済ませるワンステップシステムが市販されるようになった。さらに,光重合型レジンについては,実験室環境のみではなく,口腔環境および操作因子などのテクニックセンシティブ因子も含めて評価する必要性が唱えられはじめている。すなわち,口腔環境あるいは操作面からみた因子として,照射光線の光強度,充填操作時の温度,湿度,アドヒーシブの厚さ,被着面の湿潤状態およびアドヒーシブの作用時間などである。
そこで市販のDyract(Dentsply),F2000(3M),Reactmer(松風)およびOne-up Bond F(トクヤマ)の4製品を使用して,これらテクニックセンシティブ因子がエナメル質接着性におよぼす影響を検討した。
その結果,照射光線の光強度では,製品によって多少異なるが,300mW/cm^2以上で安定した接着強さを示した。充填操作時の温度,湿度では,ほとんど影響は認められなかった。アドヒーシブの厚さでは,厚い方が薄いものに対して接着強さは高くなる傾向を示したが,その傾向は製品によって異なるものであった。被着面の湿潤状態では乾燥させた状態よりも,湿潤している状態の方が接着強さが高くなる傾向を示した。アドヒーシブの作用時間では,時間を延長するに伴って接着強さは向上する傾向を示した。これらの傾向は,従来の3ステップおよび2ステップシステムとほとんど同様の傾向であった。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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