研究課題/領域番号 |
11771259
|
研究種目 |
奨励研究(A)
|
配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
外科系歯学
|
研究機関 | 秋田大学 |
研究代表者 |
大谷 真紀 秋田大, 医学部, 助手 (30292379)
|
研究期間 (年度) |
1999 – 2000
|
研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
|
配分額 *注記 |
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
|
キーワード | 顎関節滑液滲出細胞 / 顎関節症 / フリーラジカル / inducible nitric oxide symthase / 蛍光抗体法 / 関節痛 / Nitric Oxide / 白血球数 |
研究概要 |
炎症性変化のある顎関節滑液中には好中球、リンパ球、単球など血球由来の細胞が滑膜の血管透過性の亢進に伴い、滑液中に滲出していると考えられるが、その役割については不明である。 患者の顎関節滑液中に滲出しているこれら血球由来の細胞が、病態形成に関与しうるかどうかについて現在検索している。とくに顎関節滑液滲出細胞の臨床的意義との関連において、白血球数が変性した関節に多く見られること、関節痛を有する関節に多く見られることなどを見いだした。現在、顎関節滑液滲出細胞においてinducible nitric oxide synthase(iNOS)が生成されているか否かを蛍光抗体法を用いて、確認しようと試みている。 今後さらに検討を重ね、顎関節滑液滲出細胞と関節病態、顎関節滑液、フリーラジカルとの関連について追求していきたい。
|