• 研究課題をさがす
  • 研究者をさがす
  • KAKENの使い方
  1. 前のページに戻る

茶摂取によるフッ素とアルミニウムの吸収と体内動態について

研究課題

研究課題/領域番号 11771307
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 矯正・小児・社会系歯学
研究機関東北大学

研究代表者

楠本 雅子  東北大学, 大学院・歯学研究科, 助手 (80186395)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,300千円 (直接経費: 2,300千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
キーワードフッ素 / アルミニウム / 体内吸収 / 錯体化合物 / 相互作用 / 茶
研究概要

1.フッ化物摂取による尿中アルミニウム排泄量の変化の追跡
茶中に多く含まれているフッ化物とアルミニウムの作用を調べる中で、「フッ化物摂取は体内のアルミニウムを排泄させる」という作業仮説に至った。昨年の2mgフッ素摂取に引き続き、5mgフッ素を摂取したあとの、血清中尿中のフッ素濃度、アルミニウム濃度を測定した。
2.ヒトでのフッ化物飲用実験
(1)成人2名(女2名:年齢31、38歳)を被験者とした。なお、被験者には実験の主旨を十分説明し、同意を得た。
(2)空腹時にフッ化ナトリウム(5mgF)を摂取した。血清は摂取前および摂取後6時間までは30分毎に、その後は12時間、24時間後に採取した。尿は摂取前および摂取後6時間までは1時間毎に、その後は随時採取した。また前日にはコントロールとして、蒸留水摂取後の血清と尿を、同じタイムスケジュールで集めた。なお食事は両被験者とも両日同じものをとった。
(3)両被験者とも5mgF飲用後24時間には、蒸留水飲用後24時間にくらべて、尿中のフッ素およびアルミニウムの排泄量が多くなった。またフッ素飲用30分後には血清中アルミニウムの濃度に上昇がみられた。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 楠本雅子: "ラットにおけるフッ素とアルミニウムの生体への吸収とトランスフェリン結合型アルミニウムについて"口腔衛生学会雑誌. 50・2. 236-246 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 楠本雅子: "ラットにおけるフッ素とアルミニウムの生体への吸収とトランスフェリン結合型アルミニウムについて"口腔衛生学会雑誌. 50・2(印刷中). (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

URL: 

公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

サービス概要 検索マニュアル よくある質問 お知らせ 利用規程 科研費による研究の帰属

Powered by NII kakenhi