研究課題/領域番号 |
11771486
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研究種目 |
奨励研究(A)
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配分区分 | 補助金 |
研究分野 |
医療社会学
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研究機関 | 北海道大学 |
研究代表者 |
遠藤 晃 北海道大学, 医学部・附属病院, 講師 (60301892)
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研究期間 (年度) |
1999 – 2000
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研究課題ステータス |
完了 (2000年度)
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配分額 *注記 |
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
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キーワード | テレ・ラジオロジー / 医療経済効果 / 画像発生量 / 意識調査 / ローレンツ曲線 / 地図情報システム |
研究概要 |
テレラジオロジーの導入効果を予測するための基礎資料として、北海道の医療機関を対象とした画像発生量調査を行った。方法は、北海道全域の医療施設に対して、画像発生量に関するアンケート調査を行い、医療機関の形態・規模毎に医用画像の発生現状を把握するととも画像発生の傾向を考察した。 調査対象は北海道全域の診療放射線技師のいる医療施設(送付総数661部、回収総数は381部、回収率は57.6%)とした。施設毎の医師数・技師数、画像情報量を医療圏別・施設規模別に集計し、施設規模別の画像情報量、医師・技師一人が発生させる画像情報量、及び医師数と画像情報量の関係、を中心に検討した。 その結果、(1)医師一人あたり一日に発生する画像情報量は、202MBであり、病床数が減少するにつれて増加する傾向にあった。(2)技師一人あたり一日に発生する画像データ量は422.5MBであった。(3)20床以上の病院1病床数あたりの画像データ量は10.2MBであった。精神病院・療養型病院ではこれらの1/5〜1/10であった。(4)回帰分析と重回帰分析の結果、病床数・医師数・MRI数・放射線技師数・病床数などから各施設の1日に発生する画像データ量の推定が可能であった。
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