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在宅看護実習における遠隔カンファレンスの効果的運用

研究課題

研究課題/領域番号 11771540
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 基礎・地域看護学
研究機関島根県立看護短期大学

研究代表者

栗谷 とし子  島根県立看護短期大学, 看護学科, 助手 (10290496)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 500千円 (直接経費: 500千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワードテレビ電話 / 遠隔カンファレンス / 地域看護 / 実習指導 / 学習支援
研究概要

本研究では、分散・拡大した地域看護実習において、テレビ電話を活用した遠隔カンファレンスを実施し、その効果的な運用と教育効果について明らかにした。
平成11年度は本学と臨地実習地3地点を結び,ISDNを利用したテレビ電話で遠隔カンファレンスを実施した。画像・音声・内容理解・操作の簡便性は良好で実用に適しているとの評価が得られた。運用の工夫点は機器を常時受信可能にする、学生が操作を習得する、会話スペースを確保することの3点であった。また、実習における遠隔カンファレンスの教育効果として(1)体験したことを振り返り、考察を深める機会となる(2)2カ所の小規模のグループメンバーがつながることによりグループダイナミクスが高まる(3)学生個人の体験をメンバー間に共有できる(4)教員の形成的評価がより充実する(5)現場のスタッフなどの参加により事例についての具体的な指導や助言が可能となる(6)学生の主体的な実習準備に活用できることがあり、テレビ電話による遠隔カンファレンスを地域看護実習に活用していく基盤づくりができた。
平成12年度は、平成11年度の結果を踏まえて、在宅看護全実習地にテレビ電話を設置し、全実習期間を通じて遠隔カンファレンスを取り入れた。テレビ電話による遠隔カンファレンスの紹介ビデオやトラブルシューティングの作成によるオリエンテーションにより、学生が自主的に使いこなすことは可能であり、日常の教育方法として定着した。
今後、これらの成果から、遠隔カンファレンスを在宅看護実習に継続活用し、多施設・機関及び遠隔地における実習の特性を生かすための教育開発を行おうとしている。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (2件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (2件)

  • [文献書誌] 栗谷とし子: "地域看護実習における遠隔カンファレンスの効果的運用"第1回看護情報研究会論文集. 93-94 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 栗谷とし子: "地域看護実習におけるテレビ電話を用いた遠隔カンファレンスの評価"島根県立看護短期大学紀要. 第5巻. 27-34 (2000)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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