研究概要 |
本年度の予算を用いて、ERP測定の精度を上げるため、シールドスペースの構築を行った。 予告反応課題におけるフェイント刺激の有無や心理的構えを操作し、エラー反応時の脳内情報処理過程について、CNVやRTを指標に用いて検討を行った。その結果、エラー率にかかわらず、心理的構えそのものが脳内過程に影響を及ぼす,フェイントによるRTの遅延はCNVに反映される脳内情報処理過程には影響を及ぼさない,などの知見が得られた。 これらの結果は第18回日本生理心理学会学術大会,40th Annual Meeting of Society for Psychophysidogical Research(San Diego)で発表した。
|