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競泳インターバルトレーニングにおける生理学的応答とそのトレーニング処方への応用

研究課題

研究課題/領域番号 11780019
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関奈良教育大学

研究代表者

若吉 浩二  奈良教育大学, 教育学部, 教授 (30191729)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,200千円 (直接経費: 2,200千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,600千円 (直接経費: 1,600千円)
キーワード競泳 / トレーニング処方 / インターバルトレーニング / 泳速度 / 休息時間 / 血中乳酸濃度 / 心拍数
研究概要

本研究の目的は、critical swimming velocityの概念を、競泳のインターバルトレーニングに応用することであり、単位距離50m、100mおよび200mのインターバルトレーニングにおいて、1)負荷泳速度を一定にし、休息時間を変化させた場合、疲労困憊に至ることなく運動の繰り返しが可能となる最大レベルの平均泳速度(interval training critical swimming velocity)を簡便的に決定し、それを基にインターバルトレーニング疲労性閾値の決定を試みる、2)数段階の負荷泳速度を設定し、それぞれのinterval training critical swimming velocityを決定し、負荷泳速度と休息時間の関係においてのインターバルトレーニング疲労性閾値曲線の決定を試みる、3)作成されたインターバルトレーニング疲労性閾値曲線を利用し、トレーニング目的に応じた適切なその処方を可能にすることであった。
1.泳距離100mおよび200mのインターバルトレーニングにおいても、インターバルトレーニング疲労性閾値曲線は存在することが判明した。
2.インターバルトレーニング疲労性閾値曲線は、泳距離、泳速度および休息時間の3次元グラフで描写することが可能となり、トレーニング目的に応じた泳距離、泳速度(タイム)、休息時間および繰り返し回数の設定は容易となった。これにより、適切なトレーニング処方が簡便に行えるものと思われる。
3.インターバルトレーニングに関するアンケート調査によっても、インターバル疲労性閾値曲線は得られることが判明し、自由形以外の種目においてもトレーニング処方に活用できるものと思われる。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書
  • 研究成果

    (4件)

すべて その他

すべて 文献書誌 (4件)

  • [文献書誌] 若吉浩二: "水泳インターバルトレーニングの泳距離、泳速度、休息時間の関係からみた生理的応答とそのトレーニング処方への応用"Japanese Journal of Sciences in Swimming and water Exercise. vol.3. 1-7 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] 若吉浩二 他: "競泳短距離自由形レースにおける泳速度とストローク変故の変化について"スポーツ方法学研究. 第13巻1号. 31-41 (2000)

    • 関連する報告書
      2000 実績報告書
  • [文献書誌] Kohji Wakayoshi,et al.: "Blood lactate response to various combination of swimming velocity and rest period of interval training"Biomechanics and Medicine in Swimming. 8. 401-406 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書
  • [文献書誌] 若吉浩二 他: "競泳インターバルトレーニングにおける泳速度と休息時間の変化に伴う血中乳酸濃度およびストローク頻度の変化"スポーツ方法学研究. 第12巻第1号. 69-77 (1999)

    • 関連する報告書
      1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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