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体育科教育学における授業研究方法の検討

研究課題

研究課題/領域番号 11780024
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関群馬大学

研究代表者

大友 智  群馬大学, 教育学部, 助教授 (90243740)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
2,100千円 (直接経費: 2,100千円)
2000年度: 900千円 (直接経費: 900千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード体育科教育学 / 授業研究方法 / 質的授業研究 / 量的授業研究 / 学習者行動
研究概要

本研究課題において、体育科教育学における授業研究方法の検討を行った。本年度は、最終年度にあたるが、本研究課題の研究期間に得られた知見について、報告する。
1質的体育授業研究及び量的体育授業研究で適用されている授業研究方法
体育授業研究で適用されている研究方法は、質的方法と量的方法にわけることが可能であった。
質的体育授業研究で適用されている主たる研究方法は、解釈的研究及び批判理論であった。また、量的体育授業研究で適用されている主たる研究方法は、記述研究、相関関係的研究/予測的研究、実験的研究/準実験的研究、及び応用行動分析/一事例研究であった。
2我が国の体育授業研究で適用されている授業研究方法
我が国の体育授業研究で適用されている授業研究方法には、質的体育授業研究及び量的体育授業研究の両者がみられた。
量的体育授業研究では、(1)授業の仮説が設定され、(2)その仮説の元で授業が実践され、そして、観察が行われ、(3)仮説が検証される、という手続きが主張されていた。この(2)の観察において、必ずしもデータが定量的に分析される必要のないことが指摘されており、質的データを肯定的に捉える見解が見られた。
質的体育授業研究では、意味解釈法が質的体育授業研究法として取り上げられており、その具体的方法が説明されていた。
3実施した体育授業研究の研究結果
小学校3年生-6年生の各学年1クラス合計61体育授業を対象として、体育授業研究を実施した。
一事例研究を基本的に適用した量的体育授業研究では、教師と学習者の間の相互作用は、取り扱われる素材、教師、学年、及び授業における諸活動への配当時間に関わりなく、学習者の特性の影響を受けていたことが確認された。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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