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学生時代のスポーツトレーニングが年齢に伴う月経周期変化と妊孕性に及ぼす影響-入学年次の異する二集団における縱断的月経データの比較-

研究課題

研究課題/領域番号 11780042
研究種目

奨励研究(A)

配分区分補助金
研究分野 体育学
研究機関日本女子体育大学

研究代表者

菊地 潤  日本女子体育大学, 体育学部, 助手 (70224912)

研究期間 (年度) 1999 – 2000
研究課題ステータス 完了 (2000年度)
配分額 *注記
1,800千円 (直接経費: 1,800千円)
2000年度: 600千円 (直接経費: 600千円)
1999年度: 1,200千円 (直接経費: 1,200千円)
キーワード月経周期 / スポーツトレーニング / 縱断的 / 妊孕性 / 縦断的
研究概要

若い時期にスポーツ活動を行った女性の年齢経過に伴う月経周期変化の特徴や妊孕性についてより明確にするために、1981年と1985年4月に体育大学体育学部に入学した女子を対象に、入学時から卒業後15〜20年間調査してきた月経および妊娠、出産に関するデータを解析し、1981年入学者と1985年入学者の各々30歳時点における妊孕性について比較を行った。
1981年入学者(以後1981年)と1985年入学者(以後1985年)の各々30歳までにおける妊娠回数は、1981年では79回(41名)、1985年は54回(32名)であった。また、流産率は1981年が10.1%、1985年が14.8%と1985年に高い傾向がみられた。しかし、早産、死産の発生率は1985年より1981年の方が高い傾向を示した(早産:1981年、6.3%,1985年、1.9%,死産:1981年、2.5%,1985年、0.0%,)。現代社会における妊娠回数は、社会的要因が大きく影響しており、妊娠回数のみで妊孕性を評価できるものではないが、1985年に流産率が高いことも考え合わせると、同様に若い時期にスポーツ活動を行った女性でも年代、集団によって妊孕性が異なる可能性が示唆された。
今後さらに追跡調査を継続し、最終的な妊娠、出産に関する状況、閉経についても2集団を比較検討し、学生時代のスポーツトレーニングが女性の生涯にわたる性機能に及ぼす影響について明らかにしていきたい。

報告書

(2件)
  • 2000 実績報告書
  • 1999 実績報告書

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公開日: 1999-04-01   更新日: 2016-04-21  

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